FCS福岡チャータースクール
現役高校生&公立中学生
及び
中高一貫中学&高校生対象理数専門塾

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■FCSはどんな塾?(2001/春新聞広告より)

麻布、開成だけで
500人集う
凄い理数専門塾が
東京にある


東京の有名数理専門塾との教務提携を模索するため、98年の12月上京した。現在、私達、FCS福岡チャータースクールには中高一貫各校・筑紫丘・西南生46名が在籍(高等数学部会員71名中・平成13年5月現在)し、彼らは九州大学等の国公立大学は勿論、東京大学、京都大学等、日本を代表するトップ校を目指し研鑽している。
平成5年6月開講以降、東京大学、京都大学、お茶の水女子大学、大阪大学等、現役合格実績を挙げており、福岡チャータースクールの教務ノウハウについては有名中高一貫校管理職から最高の謝辞を頂くものの、会員が志望する東大レベルの入試に「絶対」などという言葉はない。そこで、初心に戻り、先達の教えを請うことで、さらなる会員の成績向上が計れるかと考え、行動に移すことにした。

塾や予備校に
行かずとも
充分東大に受かり そうな子でも
さらに
勉強している

まずは驚いた、内部資料・税務申告資料内の生徒数6,000人、それも高校別では麻布、開成だけで有に500人を越える生徒がいること。そして、底辺が福岡で云えば修猷館・筑紫丘クラスであること。この生徒構成だけでも充分高いレベルの指導が成立していることが理解できる。が、しかし、本当の凄さは福岡の総合進学塾の年間実績の100倍、すなわち100校分の優秀な生徒達が中学受験が終わった後も、中学受験と同じように引き続き中学、高校内容の学習に励んでいる事実にある。
麻布、開成合格者と云えば、福岡ではトップ進学塾の中のトップクラスのごく一握りの生徒を指し「もともと頭がいい人・何もせずに東大に合格する人」とか「サラブレット・親も東大だし」と思われがちである。だから、何も「勉強で苦労はしない生徒」と特別 視したくなるものだ。しかし、その理数専門塾での彼らの様子は「何故この答案がいけないのか」ということで体全体で悔しがり、必死に先生に食い下がっている。その姿を直に見て「これなら確かに理IIIに受かるわ」と茫然自失しかけた。

「Z●」で詰まった生徒
→FCSで開眼
→現役東大合格

先にも触れたが、どこの塾・予備校に行くことなく東大レベルの大学に合格する生徒は確かに実在する。しかし、東大合格レベルの生徒はそれがすべてではない。例えば東大合格者の多くが利用したとされる「Z●」の通 信添削。これがある程度手応えある=東大合格であるが、そのZ●で挫折する=東大赤信号、という生徒はどうなるのだろう。結論からいえば、このような子でも、訓練を積めば、東大レベルには達することは可能である。
しかし、勿論ただの訓練ではダメ。その訓練を無駄なく、的確に、かつ迅速に行わなければならない。また、生徒ごとにも道筋の付け方を変える多様さも必要だ。マニュアルでは東大は合格らない。東大は同じ人間は必要としていない。世界の一品がほしいのである。そのためには相当な労力を払い、生徒をそのレベルに導かなければならない。
逆にその道筋さえあればZ●で詰まった子さえ東大にうかるのだ。きっと先に挙げた数理専門塾はそのことにおいてより多くの道筋を知っているに違いない。あの女子生徒の答案に対する執念がその現れだ。

福岡の
総合進学塾は
トップ校合格に
向けて本気で
取り組んでいない

ところで、福岡にもトップ校合格を掲げ、中学受験に熱心な大手進学塾を見かける。しかし、大半が中学受験だけであって、トップ校合格のため全力を尽くす塾は皆無である。それは福岡に住む者にとって残念な事だ。
最近、その大手のいくつかは個別指導、ビデオ学習、自習室とトップ校合格への取組みの姿勢を示しているが、小学生と高校生を混ぜた個別 指導であったり、ビデオを自宅に持ち帰れなく著しく生徒の利便性を損ねたり、自習室のチューターの能力が生徒より劣っていたりで、あの「中学受験へのエネルギー」を考えると雲泥の差である。大手がこれだから頂けない。先の東京のレベルと比較するなら、当方も常に反省しなければなるまいが「詐欺」に等しいとしかいいようのないのが現実である。

「解答を出してからが勉強である」
全く同じ事を
やっていた


さて、話しを戻そう。交渉である。母体集団の高さ、生徒のモチベーションの凄さ、どれを取っても、FCS福岡チャータースクールはかなわない。自信喪失しかけた時、教務内容の本題に移った。安堵した。我々は誤っていなかった。教務内容に関してはさして変りがなかったのだ。無論、中3に確率を統計から導入するなどの斬新なアイデアは当方には無かったが、「解答を出してからが勉強である」即ち「先生が模範の答を板書して生徒が写 すのでは面白くない。そこで得たことを他の問題に転用できないかをやる」
さらに「先生じゃなくて生徒の作ってきた答案がどうなのかが問題であって、そこで生徒が自分の考えを主張できなきゃ、先生の自己満足ですよね。授業が思ってもいなかった方に脱線していくことはしばしばです。テキストもその場で書き変えです。」と、黒板に向ってマニュアルに従い問題を消化する先生1人芝居を全面 否定するFCS福岡チャータースクールの方針を超大手も行っている事に感激しさえした。
その数理専門塾があまりにもかけはなれた講義が行われていることは評判だったが、それは我々の平素の授業と同じだったのだ(正確には先方は当方の単元ごとの集中勉強会を毎日やっている感じだ)。
先方と当方の教務内容の大きな違いもあるにはあった。それは彼らの会員の成績的に底辺にあたる公立トップ校〈筑紫丘等〉を指導するノウハウを当方が多く持ち合わせていることだった。このレベルの指導、すなわち高校の補習的な指導は苦手のようだった〈寧ろ、興味を示さない。東大に二桁はいかないからだろう〉。結局、この話は先送りになった。あとは「大学への数学」を刊行する東京出版との交渉を済ませ、福岡に、そして冬休み勉強会の準備に直ちにとりかかった。彼らに負けないように。

 

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