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06/12/04時間割より
点と面
今から間に合いますか?聞くと高校3年生の生徒。どうしようかと江口先生と悩む。
あと出席が気分屋で、突然やってきて「この問題教えて」と来る生徒。
「こんな子は首ですよね」と江口君は続ける。
個別指導や学習塾高等部では分からない問題を持ってきてもハイハイと答えると聞き知る。予備校の現役コースでは持ち込み質問が出来ない分、サービス精神を燃やしているのかもしれないが、それは目先の「点」の学力はついても「面 」には成長しない。
大学によって出題傾向がある。また、九大と東大では要求の仕方が違う。
だから、聞いてきた一題からその子の志望に合わせてどのようにストーリーを作っていくか、道筋をつけるか。
これで点が線、縦糸になる。
あと本人がどのくらい錬成するかこれが横糸になり、面に近づいていく。
だから、3年になって突然やってきたり、出席がコンスタントでない場合点から線、そして面 に成長するストーリーを描く時間がない、描けない。
東京の理数専門塾に見学に行った時の事を思い出した。
「解答を出してから、それからですよね。」
人気講師との面会で意気投合した。当時、福岡には数学教室のやっている事に理解する塾はなく、数学の指導とは答えを分かりやすく示すだけが主流だったから。
数学教室は目先の収益や喜びには不利なシステムを持つが、点→線→面 の数学力をつける一つのアイテムであることを理解して、この冬、有効に利用されたし。
06/11/20時間割より
期末考査、○×大模試、そしてセンタープレ
この形の時間割も今年最後の季節となった。時間割の変更は全くなく、空間的、時間的には平穏なものに見えるだろう
しかし、物理的には等質であっても、内実は起伏に富み、ある者にとっては、この時間割上の変哲のない一日一日が取り返しのつかない、忘れられない日々になるかもしれない。
高2諸君はこの時間割内で自分が受験を希望する大学の模試(河合なら○○大オープン、駿大なら○○大実践、そして代ゼミは○○大プレ)をチャレンジする事。
特に東大、京大、阪大、お茶大、一橋大系は九大系と異なり諸君が学校で強制的に受けている進研模試やハイレベル模試等のベネッセ〜学研系のそれと本質的に傾向が違う。いくら後者で満点近くとっても、全く前者では歯が立たない。この落差を来年の今日でなく、現在把握する。
また、志望する大学の模試を徹底学習=研究する事は京大理学部後期に合格したYD先輩も推奨する合格の近道でもある。
九大を受験するポピュラーな場合でも今年受ける事は、今の自分と九大が求める学生像との落差を把握でき、 来年の点数−今年の点数=成長、の方程式が立てられ、>0の時は否定的な空気が漂う高3初冬、ほのかに明るい陽溜りとなる。
特に決まった大学がない者は「センター直前模試」を受けるといい。受けるなら河合が一番いい。中身も本番に近いし、本番さながらのぶるぶるとした緊迫感は予備校のどんな講習会よりも刺激になり、記憶に残る。
無論、中3〜高1が「センター型模試」をトライしてはいけないと云う決まりはない。紀伊国屋等大型書店のレジやネットでも期日内にお金さえ払えば、年齢は一切関係なく高3、浪人生の想いがつまった壮絶な緊張感が体験できる。
自分の足りなさを知る人間は強い。これがソクラテスの言葉だ。属人は目先の適当な方便をつけ、現実から逃避する。しかし審判の日はいずれ来る。今の高3生のように。
06/10/30時間割より
社会性の高さ
もう大人だし、子どもに任せているのですが、なんか自分の都合のつく日に教室に通 い、自分の都合で休みたい時は休み、月謝袋はと訊ねると「長く休んでいて連絡しているからいいんだ」と答え、月謝は払わないでいい月があったり、どうなっているんですか?と最近、複数の保護者から話があった。
また、教室に来て実態を見に来る方も少なくなく、今まで中学時代通 わせていた塾や保護者自信が学生時代体験していた予備校とはまるっきり違うシステムで運営されている数学教室について説明するのは実に難しい。
保護者が気になる部分である月謝については前回の説明が足りなかったようなので加筆すると、原則月三回来たら月謝が発生し、模試、体育祭等の学校行事のため、事前に休む事を告知し、出席が三回未満になったら、前後の月や勉強会で振り替えできる場合は月謝を戴き、そうでない場合は月謝を持参しても次の月末まで預かり、次月分に振り充てる。
出席回数が確定するのが月末なので、よって数学教室の月謝は後払いとなる。
よく聞くのは「月謝袋をまだ持ってきてませんが?」これは、税務署との打ち合わせで、月末一発清算(簡素な会計の奨励)を目指していて、月頭に提出しても、月末まで手をつけず預かりにしているので、返還が遅れている。これも生徒の出席の自由度と税務処理の両立のためである。
数学教室の売りは出席の自由度である。
試験終了後予習ダメしたり、行事の際は長期で休むことができたり、教室をはしごしたり、これは生徒のため良かれと思いやっている事だが、私の拘束されるのが嫌と云う性格の影響も大きい。 しかしながら、保護者の不定期である事への抵抗も存在する。
出席する日の朝「今日××教室で○○をしたい」とメールをする子がいる。これは極めて社会性の高い子だ。時間の無駄 がなく、どの業界に行っても成功する予感がする。
結果を出す人には無駄な行為であるが、常に人は結果を出せるとは限らない。

06/10/02時間割より
二つの時間の両立
数学の成績の上げ方を議論する機会があった。要約するとドリルのような時間と粘る時間の両立に行き着いた。
ドリルの時間とは問題をガンガン解く時間の事で、小学校の計算帳の勢いのイメージだ。高校数学も数IIICの中にもドリル的にできる微積計算、平易な区分求積、面 積、体積、二次曲線、行列なども実は小学校のドリル感覚でやる事ができる単元であり、効果 的だ。市中では公文式の教材が先駆者で小学生でも逆三角関数の求積問題を克服している子もいて、模倣する価値は高い。
粘る時間系は云うまでもなくZ会や学力コンテストだ。一題の問題を延々と熟考し、答えを導き出す粘りを養成する。学コンは月1なので私生活の制約は少なく適正だが、Z会は第三種郵便規制のため月三回の投稿とハードである。
数学教室のロードマップはドリル→粘りである。まず部品を集める事が先だ。
まず、単元の先取りをして、学校が買わせた問題集、参考書。そしてマイプリント類を駆使して問題を解かせ、最低限の問題は解ける様にする。進研模試、センター〜九大二次200/250=薬学部ならこれでいける。
ある程度ドリル的部分が完了すると大学への数学「日々演」着手だ。日々演は数IIBまでの範囲で、一日一題の形式で構成されている。解答を導き出すには粘りを要し、約半年で完結するが、これをやり通 すと、学力コンテストで上位に入賞ができる切符が手に入ると云っても過言ではない。
しかしながら、 口で云うは易く、定期考査、宿題、体育祭と様々な目先の口実で忙殺され、解っていても日々演まで到達する事なく受験を迎える者が大半である。特に高3になると一題に2〜3時間費やす勇気はいかに優秀と云われる子でも難しく、高2までにドリル部分の終了したものとそうでない者の差は天と地ほどの違いとなる。
「もっと早く勉強をすれば良かった」の深意がそこにあるのだ。

06/09/18時間割より
後払いの真意
8月は体育祭等のため長期欠席した生徒について過去の慣例に従い月謝を全額免除しているのだが「きちんと月謝を取ってください」という申し入れがあった。
数学教室は塾業界異例、サービス業としては当然の月謝後払い制を取っている。
過去には月2回以下しか出席していない、もしくは、見学期間が月中途になった生徒に対し、当時の月謝3,800円の半額の1,900円と云う設定が存在した時期もあったが、税務申告上煩雑になるので一律3,800円(2000年より4,400円)になった。
しかし、 運動会で忙しかった筑紫丘のチアの子が「一、二回で4,400円は高すぎる」と申し入れがあり、経過措置を兼ね、他の月や勉強会との相殺(これ以降、勉強会が無料となる)で月謝額を確定する事でここに至っている。
「 先生はうちの子が来ようと来まいと場所を借りてお金がそれなりに掛かっている。休んでいるのはこちらの身勝手な都合なのだから」確かに予備校やサービス第一の株式会社化する学習塾すら、そうかもしれない。
しかし、 日本の製造業を中心とする競争力のある組織の理念では「魅力がないから他の用事を優先する。お金を戴く資格はなし」となる。 ある自転車部品メーカーはクレームに対し無償で部品交換し、スペアー部品を無償で置いていくと云う。お金の問題はでなく、モノ創りのこだわりがここにある。
ただ、 連絡を為ずして欠席するのはよくない。この御指摘は的を得ている。モノ創りでなく人創りをしているのだから。連絡を為ず休んだ人からお金は取れないが、その席を無くす事は長い目で見て貴重な体験となるだろう。

06/08/28時間割より
計算できない人は成功しない
3年生はひょっとすると、もう今年数学教室に通うのが10回を切る者も出てくる季節になってきた。
どのような計算からそのようになるかを解説する。
返却期間の関係のため11月最終週からクリスマス前までに必ず終えるセンタープレテスト、そして、そのプレテストとドッキング判定するため10月最終週から11月にかけて行われる、九大や東大等、本番の試験を問題用紙から解答用紙(会場)までも模倣再現する特定大模試。これらは、単語一つ、選択肢一つとっても、将来の合格者が必ず受けていて、勝者との差をこれ以上つけられないためにも、トライしなければならないものである。 センタープレ、特定大模試は再現性が高ければ二日かかり、週末は何も出来ない。もし一日で済ませると、12時間以上拘束される事になる。
2回だけではないか。実はその×4の8回が正解だ。×4の正体は、駿台、代ゼミ、河合、北予備だ。 全て受けないといけないのか。答えはイエスだ。過去問と本番模倣模試の演習は最大公約数的高校、予備校の授業に比して最も効率的な学習である。
しかしながら、定期考査を含めた日程のバッティングを考慮し6回としよう。 9、10、11、12月の四ヶ月×4週=16週−6回→10回。そう週1ペースだとあと10回で年を越す。
3年生はこれから数学教室に通う時間を見つけるのも一苦労だ。なぜなら、課外が激しさを増し、他の教科もある。体育祭もある。10回は現実的な数値である。
1回の参加で得る事の量、手応えの大きさが成功の分かれ目だ。時間は皆平等に与えられているとは気休めに過ぎない。

06/08/07 時間割より
詰め方に差
生徒から云われて初めて気付いたが、数学教室は11の教室がある。
もしそうだとすると、生徒数は税務署申告数が5月で81名。1教室7名強の計算で、1学年が1教室1〜2名!の現状のようだが、実感が全く湧かない。
しかしながら、月末に家賃を支払いに行くと、確かに教室が多いんだ、と感じてしまう。
11箇所、ただ、公民館に行って、お金を支払えばいい問題ではない。
大人の世界では、クレーム即使用禁止=取り引き停止になるので、こちらの忙しさ=都合を顔に出さず笑顔を持ち、相手が話したくなる間合い=エアーを保ちつつ、些細な会話から気配を感じ取る努力を怠ってはならない。また、先方の業務時間と様態を考慮に入れ訪問し、そしてやっと、当方が希望する時間変更や追加の手続きを先方の手間を想い頭を下げながらお願いしなければならない。
先日は一日に9箇所回った。2箇所は回れなかった。勿論、時計のようにタイムスケジュールを管理しても相手が急な不在や接客中等、予定はガラガラと崩れていく。
明日へ幾つか回そう、と決めるのは簡単だ。そしてその方が明らかに楽だ。
しかし、それでは、明日やることが出来なくなる。また、明日のそれが終わるまで他の事に手を出しにくい、没頭できない自分が残る。
笑顔を欠いては家賃は払えても行く意味はない。自分の都合を押しつけるのは言語道断。残るは、自分の身を削るだけ。今やるべきか、我慢して後回しの方が効率が良いか、今から着手する事には無駄 はないか等、常に頭に描かなければ、今日やる事を平気で明日に延してしまう自分になる。
明日に延ばす、とは永遠にしない事が増えていっていると同値であり、自分の可能性も減っていっているのかもしれない。
06/06/30時間割より
勝負は期末終了後から
夏休みに入るまで 数学教室は夏期講習を大々的に行えない。と云うのも福岡の高校は夏休みに入っても夏補習という「授業」が続行され、補習を休むと授業についていけなくなるからだ(公立学校の場合、補習が強制または有料または生徒の成績利益に関わる授業ならば、文科省の省令違反行為)。
よって、数学教室はレギュラー講座を夏の間も継続する(会員が自主的に開催する勉強会は別 途ある)。
ところで7月前半の一日と8月お盆開けの一日の心理を比較する。するとどうだろう、同じ一日でも精神的余裕度が全く違う事を想像できないだろうか(体育祭の闇練、宿題の納期、進研模試の返却と親の機嫌等の外圧)。
数学教室ではこの精神的余裕の落差に着目し7月前中半に出来る限り2学期の予習、3年生で云えば知的スタミナを必要とし、時間を多く占有する数IIICの演習を完了したい。
特に夏に多忙を極めている(予備校・ホームスティ・部活・ 研修・チア)向きには8月中下旬の余裕は全くない。
さらに学力の負債があるものにはその「格差」が倍返しになり、返済期間が19〜20才まで伸びるだろう。
文明の歯車となる「文字・計算・パソコン=情報手段」等の技術は使える者と使えない者の間に格差を生んできた。妙を得た新聞のコラムである。
文字を使えない人種の将来は見えるとして、計算=諸君のレベルで云えば自力で二次関数の最大最小の場合分けもできず「もういい!買ってしまえ」の人種の未来は明るくない。選択するのは君達だ。計画性を持って夏を乗り切って欲しい。
※九大・京大・東大等特定大模試の締切は10日前なので早めに申込む事。

06/06/05時間割より
格差のできかた
数学教室はホーム&アウェー(用事があるとき他の教室に遠征して埋め合わせする)とツアー(教室をはしごする)により、教室ごとの生徒数の格差が出てきている。
特に 金曜日と黒門、光が丘は人気があるが、経営的に云えば複数回来ている人には遠慮してもらう事=経済用語で云えば統制を強要する方が有利だ。
しかし、 数学教室はあくまで市場原理を追及する。選択権を生徒に与えるのだ。かつて、 太宰府・筑紫中央・筑陽・九産の会員が毎日のように教室に来て数学力をつけ、遂には進研模試で筑紫丘の学年平均より遥か上の点数をとった事もあったが、英語力不足のため福大すら受からなかった者もいた。
他方、一定期間、毎日のように来て、すべての数学を終わらせ、それからは週1で情報収集に勤め、久留米附設→東大、筑女→京大に現役合格するケースもあり、同じ毎日でも差がついた。
ご利用は計画的に、とはこのことを云うのだろう。
教室の生徒数が多いと損と云う方程式も正しくない事もある。と云うのは、マルチ(様々な学年が混在)している教室ではその気になれば、多くの単元に触れる事が出来るし、他の学校の情報が飛び交うので非日常と云う新鮮さを満喫できるメリットがあるのだ。
結局、本人が数学教室とどうかかわるかが問題となり、積極性のある上昇志向の人間にはこんなに良い環境はないが、受け身人間ではその利益は預かれない。
まさに、 数学教室は市場社会で生き抜く練習の場でもあって、過去同様、連絡もなく休み、いつ来て、何をやっていたのかも忘れてしまう計画性のない、試験前の時しか来ないような生徒は新しく数学教室のサービスを真摯に求める者にとって代わられ市場=教室から退出させられるだろう。
この月謝で教室を維持するには余りにも生徒数は少なすぎる。また、教室を遊び半分でやっているわけではない。無計画な会員に席を与える余裕は全くないのは社会と同じである。

06/05/22時間割より
強い自分を育むのは
先週金曜日は国家一種採用試験の一次試験合格発表の日だったわけで、東大、一橋、慶應等成績優秀者にとって気をもむ一日だった。 合格者は各省庁が行う口頭試問中心の二次試験に向け情報戦を繰り広げるのだが、議員会館もその一つの場なので、建築基準法関連の十数本の法改正のQ&Aの合間に合格は定かではないもののアドバイスを請う者の後が絶えない金曜午後だった。
ところで、ある 噂を耳にした。「今国家一種で採用されると希望すれば各省庁から海外の大学へ留学出来るのだけど、日本に帰って即やめてしまう人がいる。そして、モルガンスタンレーやP&G等外資系の企業に職歴と学歴を手土産に入社。その後人脈と信用を手に30代後半で『ムラカミファンド』みたいに独立する。財務省の優秀な彼も最近辞めたもんなぁ」。
省庁を踏み台にして立身出世をする若い世代を嘆く論はここでしない。
ただ、世の中が知識や経験を武装した個人に高値をつけ、他方、有能な人材は国内規模を超え世界規模の組織の肩書きをまとい「自己実現」を企てている生々しい動きを20代前半で演じている実態がある。
自分には縁がない事だ。しかし、人からの耳目が集まらない職場程、公平性は減る。解雇採用の理由はなく、社員教育もない。海外留学などあり得ない。
世の中は厳しい競争社会である。リストラはだれもされたくない。誰がそうなるか、だ。すべてが競争だ。学校はその風雪を凌ぐ練習の場だ。期日までに理解する。成績を出す。社会では毎日要求されていることだ。
まだ値札がついていない諸君、自分にどのような値札をつけるのか、選択するのは諸君の自由である。
06/05/01時間割より
まとまった勉強会は連休の次は夏休みまでなし
数学教室は約3週間の見学期間のあと、入会する時に700字の作文を提出させ、これと引き換えに月謝袋を渡し正式入会である。これはその子の志望校を知り、無駄 のない直線的学習をするためのいわゆる「事情聴取」である。
先月この作文を書くのがいやで辞めた子どももいて、営業的には明らかに不利な行為であるが、過去の経験からこの「事情聴取」は避けられない位 、数学教室では重要な位置を占めるものである。
特に 高3、高2の末期で入会した子、他の予備校と掛け持ちする多忙な子、中学から通 っていた学習塾高等部や予備校の個別指導部で成績がおかしくなった子、等過去歴が複雑な子は過去と同じ過ちを数学教室で犯すと即浪人なので、綿密な「事情聴取」を行い「再建計画」をいち早く建てることが合否の鍵を握るのである。
数学教室は中3〜高1で入会するとベストだから高3の今入会すると云うことは志望校を決める基礎資料かつ入学金等の親の工面 (お金は降って湧いてこない)から11月の模試で結果を出さないといけないと仮定すればあと半年の間に中3〜高1で入会した会員と同じ事をしないといけない、即ち後発組が彼らに追いつくには6〜8倍の勉強量 もしくは6〜8倍の賢さが必要な計算となる。
無論、これは計算の上の事であり、高1から入会した子が安泰とは思えない(来ない子は来年浪人して勉強をするのでしょう)。
しかし、あなただけに余分に時間がある訳でないの明白だ。 さぁそうしているうちに今も時間が過ぎている。来年の今ごろ何をしているのだろうか?まだ、高校の教科書をやっているのかなぁ?それは今のあなたの「行い」が決めることだ。自分で道は開きなさい。
06/04/10時間割より
新学年、新学期、そして新しい生活
美しが丘が火曜日から木曜日へ。天神みなとの水曜日が土曜日へ。と調整したものの不調に終わり上記のような時間割となった。
公共施設を使用している数学教室は、他、同様施設を使用しているサークルの意見集約と同じように、利用会員の多さ、在籍年数の長さ、地域在住者の占有比を基準に教室を統廃合してきた。
今回は南ヶ丘数学教室のような公民館の改修工事と云う特殊事情もあったが、原則として生徒の少ない教室はなくなってしまう。これは、今回の時間割調整が長期に及んだ原因でもあるが、連絡のない欠席が続く場合も生徒が「少ない」教室と判断せざるを得ない。
実際、昨年から突然全く連絡のない会員もおり、確かに在籍期間は長いし、町内の人だけど、突然彼女が要望をいいだしたとしても調整は困難である。
私は、これから学校生活、補習、そして部活、さらに文化祭準備と朝早くから夜遅くまで大変である事は理解できる。だから、 数学教室は教室間の移動を特に認め(これを「ホーム&アゥエー」と呼ぶ)都合のいい時に出来る限り学校の予習を行い、試験前や学校行事の時は休めるように便宜を計っている(あなたの将来を与っているのだから当然の事である)。
しかしながら、 出席しようと思えば出来たにもかかわらず、何も云われないことを良いことに一週間まるまる出て来ない。連絡もない。さらに、次ぎ来る時には学校の宿題を「たんまり」ためて「分からない」、「来週小テストなんです」と教室にやってくる。
君達はいまお金を出す方だから済む話だが、10年もしないうちに君達の大半はお金を貰う側に回る。その時は無論上記のような事は決して通 用しないし、影で笑うことはあっても、人は自分にかかわらない限り、そのことを指摘してくれたりはしないだろう。
4/15は勉強会。僕が学生だったら出席はしない。こんなことしなくとも結果 を出す自信があるからだ。そうでない人がいるのでやるだけである。

06/03/13時間割より
さぁ勉強会!
数学教室の基本は学校の予習であるが「中途で入会しているので今までの債務は?」「もう一度心を入れ直して復習したい」。他方「学校の課題が多くて志望校の勉強ができないからこの春こそ」「5月からの大学への数学・日々モニにチャレンジしたいが基礎力に自信がないので溜まりそうな不安」と云う前向きな意識に応えるべく、春休み及びゴールデンウイークに勉強会を行う。
今回の勉強会は中途入会者、及び、「大学への数学」学力コンテスト参加予定者、及び東京工業大学一類の五時間入試チャレンジャに配慮して、何月何日の朝の部(昼の部・夕方の部)に来て、何をやりたい、と云う計画書(メールでも可)を提出。それを受理することで予約完了としたい。漫然と参加するのではなく、自分で自分を賢くする作戦を建ててもらう。
無論、旧来どうり1学期の予習にも応じるが、必ず学校の進路を確認して欲しい。
新高2は多分軌跡、ベクトルと云うことになると思うが、学校によっては2学期に回される可能性もあり、その場合、適当ではない。また、弱者であれば、数IAの復習と云いたいが、軌跡の中に二次関数は含まれており、また三角比も三角関数の中に含まれるので、やはり予習で計画書を提出して欲しい。
新高1は云うまでもなく二次関数であるが、高校から頂いた教材は必ず持参されたい。このグループはすべてが新しいことなので計画書よりも「いつくるか」と云うことになり、その日数によって計画の全容を逆算することになるだろう。
あと 、 3月29日朝のまどかぴあは現役京大生「はるか」先生の英文解釈特別 講義を執り行う。テストゼミ形式で辞書、参考書、問題集持ち込み可なので高2も参加可能。新高3レベルの英文を一本、難関レベルの英文を一本準備するとの事である。参加費用は2,200円。出来る限りのことを吸収して欲しい。

06/02/27時間割より
「連絡待ち」で暫定時間割
2月中には必ず連絡します。市職員?指定管理者?少なくとも責任の所在をしっかり持つ人物がそう言って2月が終わろうとしている。すべては警固公民館の回答次第の時間割だけど、近隣自治体の公民館との調整もあり、暫定で時間割を発表する。
数学教室は生徒の増減で教室の新設、統廃合があるのだけど、現在のところ、福岡都市圏の生徒が広範に集まっていて、平日の夜に福岡市中央区で教室を開講する方向で調整を進めている。また、集める学年は「育てる時間」を考慮し、新高1・新中3だけど「大学への数学」愛読者であればその限りではないのは従来どうりで、この集まり方次第でさらなる教室の統廃合、異動もあるので要望等提示し注意されたい。ところで、
新しい会員が入会する時期なのでいくつかの教室のルールについて確認しておこう。
数学教室は約3週間の見学期間があるが「月の中途で見学した場合は翌月の月謝は?」他に「今月は1回しか来てないけど月謝は?」と聞かれる。そこで「月に3回以上出席したら月謝を徴収する」を原則としたい。よって、見学が月初にかかるが見学期間終了後その月に3回以上来たら月謝は発生する。他方、(欠席の連絡をした上で)月に3回未満の出席なら、前後の月の出席回数で調整する(これを「合わせ業」と呼ぶ)が、原則として、その月の月謝は発生しない事になる。関連するが勉強会については昔、有料だったが、当時発言力を持った筑女生達の提案「模試日程の代講」でいつの間にか「合わせ業」に組み込まれ、無料となった。尚、この春は3/29(水)30(木)31(金)4/3(月)4(火)、朝はまどか、昼はみなとで勉強会を開催する(要予約)。
最後に5月までの勉強のイメージであるが、新高3理系各位は数III・Cの予習完了→数III・C問題集の10日間貸与演習しまくり。新高3文系は微積の定着→センター過去問単元別 制覇→「大学への数学」5月号の微積「日々演」参加。新高2は軌跡の定着→ベクトルの予習→秋の大学別 模試に高3に交じって参加の目途をたてる。新高1&中3は二次関数、絶対値の徹底理解。こんな感じで行きたいものである。
 
06/02/06時間割更新より
平成18年度前期時間割の改編進捗状況
南ヶ丘公民館全面改装による教室移転、二日市コミセンの教室移動、そしていよいよ2年越しで進められてきた警固公民館(旧英進館薬院本校そば・2月中には必ず連絡する)との交渉が2月から始まり、現高校3年生引退後3月の定例時間割改編も大詰めとなった。
数学教室は公民館を借りることで、先の週刊「東洋経済」誌でも詳述されたよう、塾の最高最大の経費である不動産費を圧縮し、月謝の低廉化に成功しているが、その代償として会員が代講を望む場合(最近、首都圏の現役高校生対象予備校では部活等で遅れてきた子や休んだ子のため、授業をDVDに録画し、自習室で事後提供している競争をしている)、会員各位 に場所の移動を強いてしまっている。
しかし、それを逆手に取れば、卒業する生徒の都合でなく、3月以降実在する生徒の利便性を考慮した時間割に変えることも可能な訳であり、公民館側も実在する会員数と活動実績(二日市は他の団体との比較で移動する事になった)で貸し出し許可を出す不文律にも適合する。
目下のところ、時間割の異動はすべて警固公民館からの連絡待ちにかかっていて、逆に異動がない、出来ない教室として春日原、光が丘。ほぼ確定は唐人町、おおはしの組み合わせで、新規候補は警固の他、南ヶ丘の移転先である月の浦(指定管理者と交渉中)。また、西鉄沿線の二日市・下大利を土日に変更する選択肢もある。ともかく、
自分の都合を第一に要望を出して欲しい。アメリカの要人の弁ではないが「日本人は契約しさいすれば、どんなに引き落とされても、何の疑問も持たない」と云い保険の自由化開放の仕事をしているが、絶明な間合いでの提案、さりげない自己主張が出来ないと損する社会になりつつある。良い機会なのでこの教室の価値を含め、1年間のリズムを再検討して見てはどうだろうか?
PS★ 平成18年度生募集について◆例年新高1・一貫中3は学校が分からなくなって入会し、程なく後悔します。他の学年も同様ですが、3月に徹底予習する事で、語学の予習時間と睡眠時間を確保、楽しいスクールライフを満喫出来るのです。定期試験、入試終了後即入会、予習着手する事をお勧めします。
06/01/16時間割より
気持ちの持ちよう
センター試験の解答速報は学校で採点をさせたいからとの主旨で学校長会から報道各社に打診があり翌日朝刊まで自粛規制がなされていたが、それも昔話でここ数年ネット上で競って解答速報を行っており、昨年はフライング(出題漏洩疑惑←人は知ってしまうと話したくなる習性を持つ)まで起きてしまう程だったのは記憶に新しい。それでも、
翌日、受験者は高校に行き、SKY+北予備のセンターリサーチに自己の点数と第四志望までの大学学部学科を記述。数日後「あなたは某大学学部学科志望者○人中、何位 なので○判定。二次試験では○割必要」なる莫大な個人情報の比較検討結果 が手渡される。
選抜試験は所詮比較であり、相対的なものである。自分の点数を最大限に活かす。自分を有利に見せる。推薦で既に合格を決めた者達を見れば、勝負の賭け方次第である事は社会経験に乏しい諸君たちでも納得はできなくとも(だから試験制度がコロコロ変わる)理解できるものである。
全ての大学が東大と同じ配点なら受験校決定は簡明である。しかし、大学も自分達を良く見せたいので配点を変える。換算率を変える。この努力ゆえ、受験者はセンターリサーチに全身全霊を委ねなければならない。と云うことは
リサーチの記述の仕方一つである者は楽をし、ある者は選択の苦境のひとときが続く。勉強に身が入らない。高校の三者面 談ではリサーチを机の上に置かれ機械的に志望校が決定していく。ある者は勢いづき、ある者は現実を受け止めるのに季節の変化程の時間が必要となる。
採点会には、各予備校が競って配布している得点換算表、そして、私立大学の入試及び学費納入期日日程表(予備校生には配布されているが最大の顧客である高校も持っていて、高校を通 せば手に入る)を持参されたい。そして、早期に志望校を定め二次対策に邁進したい。

PS★ 「学校帰りに立ち寄れるもう少し早い時間にして欲しい。待っている間の時間が勿体ないので・・・」要望を調整した結果 みなとは木→月に。
★また南ヶ丘数学教室は大野城市定例の公民館改装のため3月に移転。移転先(以前使っていた月の浦公民館が有力)は3月の定例時間割変更(数学教室は公民館を借りているため、他のサークルとの兼ね合いにより生徒数増減及び生徒の継続年数を参考にして時間割を改編しています)時に発表します。

2005年版はこちら