福岡 予備校

数学教室
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数学教室時間割より会員へのメッセージ2008

FCS数学教室は3週間に1回の割合で時間割を発行しています。
その中に会員各位に向けた先生からのメッセージ欄があります。

このメッセージは学級通信的なもので、現在の数学教室の様子を伺い知るヒントになるようです。
入会を希望する人、でも余りにも情報がない・・・と云う向きに参考になれば幸いです。

2009/2010のメッセージはコチラ

08/12/08
分岐

福岡と久留米にある教室が法人化され、1年を迎える。
今まで賢塾、友学館、エルフ英会話教室のご厚意に甘え、勉強会等を行ってきたが、法人の教室を利用し、勉強会が開催できるようになり、自由度が格段高まった。
そして何よりも公民館(公営〜黒門は戦前からのそれで格別な配慮を頂いている)が貸し出しを拒む福岡で勉強会が開催できるようになったのは前進である(かつては西区や宗像から朝倉街道の正月勉強会に来ていた)。
月謝の問題等、失った事も多いが、問題はそれ以上の効用を得るか得ないかであろう。
勉強会は前半は単元の導入、後半は演習となる。
昨日、久留米で行った勉強会で一貫でない高1の子は数II微積をゼロから初め、教科書例題レベルの予習を完了。これはレギュラーと違い四時間連続学習の為せる業である。
かの4時間で学校の授業は楽についていけて良であるが、これに満足すれば、道は閉じる。
センターや二次の問題はその程度では歯が立たない。
この時間割が最後となる会員も多いが、高3の4時間と後輩の4時間は同じ。高3と同じ演習に挑む事をこの教室は妨げない。挑戦する者に道は拓かれるが、先送りを選択すると、気になるのは「こよみ」ばかりの人生となる。
尚、勉強会の参加費用は2,000円(法人の
口座に振り込み〜HPにあり)。公民館公休により、レギュラー授業の代講にあたるまどかぴあは月謝に含まれ無料となる。かつて、まどかぴあ等の勉強会はすべて有料だったが、家賃との現実的な兼ね合いで今回はこのように決定する。

08/11/17
定期考査終了後が勝負!
この時間割の最中に定期考査がすっぽり入る時間割となった。
定期考査までの間は、学校も先に進まないので復習モードでいいのかな、と思っている。
定期考査が早く終わる久留米大附設グループ(高1)を例に挙ると、終了直後、一貫高1は数IIICの予習、A組は微積→数列の予習となり、久留米大附設の超速授業を想定するならば、この時間割第一週が勝負の週となる。ここであちこちの教室につめて来て、全体像を把握に努め、日曜日の久留米のロングで演習をしまくりがベストモードとなるだろう。
多分、久留米のロングで演習が積めれば、日々の授業、週のテスト、次の定期テストも「あーそーね」モードになるだろう。
しかし、もし、この週で躓くと、授業の意味、宿題、そして教科書すら、理解するのに何倍もの時間を費やす事になるだろう。特に数IIICはガイドがあっても「意味不明」が続くことになる。
他の学校諸君も久留米大附設程の超速ではないとは云え、状況は同じ。特に数IIICに入る理系諸君は極限→微分と一挙に進まないと「なんでこんな事してるの?」モードに陥り、とったノートすら意味不明となるだろう。
筑紫丘の高2理系の子が数IIICをやっていたが、ノートを採るのに必死な自分モードから授業は必要な所だけで自分でばしばし解ける自分モードにチェンジでき、自画自賛していた。
でもまだ、人に説明できる自分モードには達しきれてはいない。
この跳躍は過去の経験上、適切な問題の演習で解決出来る。
あとは本人次第であるが、演習の道のりを最短距離にするならば、やはりフォーカスゴールド数IIIC(数IIBはフォーカスアップ)及び数IIICの教科書ガイドは必須であろう。 フォーカスは本屋で解答つきと注文する。
拒否された時は、その場で下記電話番号にかけて欲しい。僕が何とかする。

08/10/27
(3)が解けるようになるためには
進研模試の季節が来た。学校によってはこの模試の結果を参考にして、特クラ、凡クラ、国立、私立、理系、私文とあなたが振り分けられ、冬の三者面 談の説得材料の一つになる。
模試は(1)は案外とけて、(2)は書ける。しかし(3)は白紙。それで65点満点となり、多少減点され、40点位 に落ち着くのが筋合いである。
最後まで解ききる人とそうでない人の違いは簡単だ。後者は自分の頭の「ひきだし」に(3)の問題の解き方が入っていない。前者にはその経験がある。ただそれだけである。
ひきだしを充たされてない人達は日々学校(塾・予備校・通信添削?)の宿題・課題に追われている等「多忙」である事が共通 している。
宿題を捨てろ、とは言っていない。ただ、要領が悪いと言いたいだけである。
事物に振り回されているが正確な表現になると思うが、時間に追われる人間は社会に出ても足手まといとなり、顰蹙の対象となる。
みんなで仕事をしていて、終わったら帰れるケースで、要領が悪く、時間がかかる人がいる場合、最初はみんな手伝うが、改善が見られないと、励ましの言葉もいつしか陰口に変わる。「○○さんがいるから今日も帰れない」と。さばけないのは社会組織に於て致命傷である。
諸君達は高校数学と云う題材を通して、社会人必須の「要領」の得方を学んでいる。完結に、スマートに勉強する方法を開発しなければならないが、意外やその解決策は「こつこつ」やる事である。2〜3日徹夜したり、塾の確認テストの反復があれば、満点近く取れる中学数学と根本的に違う所である。
困難は分割せよ。ルネ・デカルトの諺だ。大事を成し遂げる方法は古今東西同じようだ。
さて、(3)を解くため「ひきだし」を充たす方法なのだけれども、宿題をしに数学教室に来るようでは永遠に(3)は解けない。また、前回した事を忘れるくらい自分時計で来たり来なかったりしても「要領」は得まい。自分の「時間を支配」するために数学教室をどう使うか。これに腐心するその行為が始まりであり、その結果 の累積が将来を切り拓く。漫然と教室に来ては(3)は生涯解けず、後悔と妥協が残る。
中途半端な成功体験を持つもの程、過信をし、自分時計、自分の都合判断に溺れる。自分(の現状)の見直しが飛躍の始まりである。

08/10/06
時間を支配する
数学教室は平成5年に開講したのだけれども、諸君が今まで通ってきた中学受験、高校受験の塾では考えられないシステムを内包している。本稿では最近入会した諸君に、この革新的なシステム及びその隠された効用を解説し、それらの理解と行動を以て、より一層の成績向上、費用対効果を計る場としたい。
現役高校生にとって、塾、特に予備校では、学校行事とその授業が重なり、両立が困難な傾向が見られる。特に高3は9月は体育祭、11月は特定大模試、入試(国立AO入試、防衛医科大、気象大学校本試)そして、12月はセンタープレ、冬期講習による早期授業打切りがあり、10回出席すれば上出来である。
それよりも一回の欠席で授業インターバルが2週間空く方が深刻で、授業内容が前の続きとなると参加しても調子が掴めず、ただ、板書を取るだけ、となりお金を払ったが効果が出ない。自習室だけ、さらには他の行事を優先し足が遠のくケースが絶えない。
そこで、数学教室ではどうしても教室(ホーム)に参加できない時は他の教室(アウェー)に参加して学習の継続を計る、連続性をキープする事にした(数学教室が開講した年にJリーグが開幕し、この呼称が生徒達によってつけられた)。
また、先生の車に便乗して教室を「はしご」するツアーと云うシステムも出来た。これは学校行事、部活での活躍が目覚ましく、しかし、数学教室に是非とも参加したいという子のための「良かれ」と思っての配慮だった(最近は遠方からの参加者がこの利用対象になりつつある)。
これら参加費用が無料である事も当時考えられなかったようだが、ここ数年、首都圏の現役高校生対象の専門塾では「定額制(月謝を支払えば、どの教室に行っても同じ授業を受ける事が出きる)」と称する数学教室の類似システムが浸透しつつあるようだ。
ホーム&アウェーもツアーもフリーダイアルでの予約から携帯のメールでのそれに形態が移り変わったものの、成績を上げるためのツールである事は今も昔も変わりはない。そして、他塾では自己責任として黙殺されがちな「欠席」に伴う「学習継続性の中断」を真剣に回避するシステムを内包する数学教室の「凄さ」を汲み取って欲しい。
ただ、数学教室以外ではとても通用しない身勝手さを認めている事は忘れないで欲しい。時間を守らない医者と、時計のように行動する医者どちらが信頼於けるかを考えれば簡明であろう。

08/09/03
7:50〜23:00
9時消灯の入院生活は極めて退屈であったが、国立大学病院の先生(と言っても歯学部口腔外科なので、医学部受験で妥協したが「それでも」といい、癌治療の最前線に身を置く「上昇志向」を持つ集団)を観察する事ができた。
夏休みと言うことで朝は8時30分出勤→カンファレンス(患者の症例研究?)と比較的楽なのだけど(平素は7時50分から)、点滴当番は患者の食事前の7時20分には施術をしないといけない。 8時からは朝食だが、食事指導が一斉に始まり、先生達はてんてこまいとなる。
9時からは回診か、手術場となるが、難しいオペは優秀であれば35才ぐらいから助手できるが、裁判がやかましいので40才台から。僕は軽かった(癌でない)から、20台の子に「好きにして」と実験台を買って出た。
癌の手術は17〜8時間が相場のようで、僕の部屋は全員舌癌。放射線で癌を小さくし、切除。手の皮膚をひっつける。
リハビリはほどほどにして、自力で食事ができれば即退院。
ブラックジャックみたいな手術を次々にこなしている。
夕方は術後患者の様子見と、カルテ管理。九大は2月から電子カルテなので、無駄な紙と作業が増えて大変のようだった。
カルテ管理が始まるのが夕方の点滴のあとで、診療点数=報酬のからみでかなり緻密。
大学病院も独立行政法人化のため、ベットの補充率のノルマがある。
今の医者は「そろばん」も求められる。
すべてが終わるのが夜11時。
そして次の日の朝が待っている(休みには他の病院へバイトに行く。何故なら、研究をせず医師登録なら報酬が出るが、大学院生なら報酬は手当て=当番医の日当だけ。給料はない。逆に学費を納めないと席がなくなる!)
科研費〜文科省からの研究補助を受け取れば、大学には安心して在籍できるが、さて、私を見た先生たちはいつ研究するのだろう?
時間がないと思う人へ。
あなたはまだ恵まれているのです。

08/07/14
ビックプレゼント
数学教室は原則として夏期講習会はない。
これは高校が夏課外、そして体育祭の闇練があり、時間が取れないためである。
他方、お盆、夏祭りのため公民館が使えないため、会場を別途確保して長時間にわたる勉強会を行ってきた。
例年、この変則制を巧みに組み合わせる事で
入会1年目の諸君は数IAの修了、数IIBの着手。
入会2年目の諸君は数IIICの着手、秋の九大オープン等の模試対策まで歩を進める計画を逆算。
上記時間割を見ながらどこの会場に出席するかを決めてきたものである。
今年は8/21〜31が休講となるので、多めに勉強会を設定した。この勉強会分で代講に充て、8月分の月謝は不変とする(暇なので新館南病棟7Fに教材を持ってこれば教えても構わない。九医/歯/薬/看の現職達も多岐にわたる質問に答えてくれるだろう。機嫌が良ければ)。
マークがあるじゃないか!
そう、今回は有志OB、及び会場の協力を得て不在の間、教室を続行するプレゼントを行う。
物理マークは二次54/60で東大現役合格した先輩。
化学マークは九大医学部生命に現役合格した先輩が担当する。
共に数学だけでなく、英語も堪能である。
また、数学教室のプリントはすべて解いて、諸君の苦労は体験済である(院試明け次第で九大薬学部現役合格した先輩も駆けたいとの事である。感謝)。
あり余る以上揃っている。
夏休みの宿題程度のために数学教室の席を濁すのか、秋の東大実践、京大プレ、九大オープンに参加するために材料を揃えに来るのか。
準備は出来た!水を呑むのはあなた達次第。

08/06/23
数学教室という砂場はなんでも創れます
この時間割内に定期考査、実力考査=進研模試他が終わり、夏休み前の一服感を感じる季節となっているであろう。
また、この期間、予備校や塾は夏期講習を諸君の定期考査、実力考査の結果に対峙させ、薔薇色のように見せるであろう。
数学教室の態度は簡単である。
定期考査終了後、即予習である。
写メールを送ったように、フォーカスゴールド数IIIC=黒がジュンク堂で予約販売されだし、手にする会員も数名いる。
無論、既に青のアップの方を持っている者はそれでよいが、数IIICまで予習が到達しつつある高1会員にはゴールドはお勧めである。
公立高1組も二次関数終了後、場合の数に進むなら猶予があるが、もし、三角比に進むのであれば、フォーカスアップ数IIB=青は早急に手に入れないと行けない。
数IIBも黒の方がいいのでは?
との問い合わせもあるが、目標は数IIICまでの早期到達=高3、浪人生対象の 模試に参加する事なので、IIBまでは簡潔かつ演習問題が多い方がいい。
鉛筆が止まらない方がいい。
その点では黒より青だ。
三角比に進むなら、数IIBの三角関数と連続して学習した方が効率的。 能力があれば、指数・対数関数の手ほどきもする。
また、夏休みには二次方程式→三次方程式→増減表=微積と進める。不等式の証明も今まで数学教室で鍛えた忍耐があれば、数学教室入会1年目にあたる高1・中3諸君は学習可能だ。あとは君次第だ。
数学教室の夏休みについて触れよう。
福岡県は例年久留米附設を除き、夏休み中も補習と称して学校に通わなければならないため、大々的な夏期講習は設定できない。そのため通 常どうりレギュラー授業が引き続き行われる。
ただ、8月は会場の都合=夏祭り、お盆のためももちパレス、まどかぴあ等の場所に移動するが、 今年は講師の都合により8/21から8/31まで休講するので、その代講分として相当時間日程を組んだ。
詳細はHPをみて欲しい。

08/06/02更新
15%

5月25日付けの日本経済新聞を読んだ。
日曜朝刊には経済論壇と云うコーナーがあり、最近上梓された小論文がテーマ別にダイジェストされ、評が添えられる。
偏差値59以下なら年収格差はない。
経済セミナー5月号で同志社大学の橘木、八木教授が学校歴と平均年収調査より導き出した結論が要約されており、上位 15%に入らないと大して変わらないとの評がつけくわえられていた。
消費者はお金を出してまで二流品を求めない。
中華思想が強い中国人でも、頑丈で、性能のよい日本製を好む。モノだけでなくサービスも同じ。大衆は自分のお金をナンバーワンの会社のサービスに投資する。
サービスはモノと違い人間が行う。
大衆は優秀な人間を渇望し、富はそこに集積する。15%の根拠がここに伺いしれる。
私は15%に入っていない!私の将来は真っ暗なのか?
六本木ヒルズに住むホリエモン見たいに、富が集積すると、公人の領域に入り、プライバシーは激減する。
幸せとは限らない。
しかし、競争原理=選択肢を失った世界は堕落する(だからホリエモンは放送業界〜地デジでチャンネルサービスは増える!、孫正義は携帯業界〜電話料金が下がった!に参入した)。だれしも15%に入る訓練を積まなければ過去の成功だけで社会の繁栄は維持されない。
結婚式に行った。5月の話だ。僕は恩師役のスピーチだったが、友人代表の子がいて「先生」と呼ばれている。
何の先生かと二次会で尋ねると「公認会計士」。
学校は?と聞く。
附設落ち某中高一貫校に進学、そして受験失敗後河合塾。大学は私立の法政大学。
どこ行ったの?の問いに「大原(その筋の専門学校にWスクール)」。
因みに新郎も河合塾後、大学に進学せずリハビリの専門学校。今や病院内に部門を立ち上げスタッフを従える。
ターゲットを絞り、求道する経験を持つよき仲間達の結婚式。
話は実に面白く、面白さが人の和をさらに集積する。

08/05/12更新
使える人間

僕は久しぶり、スーツを新調した。冬服はあったが夏服は多分、7〜8年ぶりだと思う(テカテカになって着続けていた)。
僕の担当の人と世間話を続けると、新入社員の話になった。その新人は半年で辞めたのだけれど、この子が特別 と云うわけでなく、最近の新入社員は「続かない」子が多いと云う。
勿論、会社を中途で辞めるのは当たり前ではない。
会社をコロコロ変える人間に対する社会的信用はなく、その事は社会人なら皆知っている(ただ云わないだけである)
しかしそれでも、損する事が分かっていても「続かない」子がいるという。
続かない子の共通する習性についての話になると「今やっている事をなぜやっているかがわかっていない」と云う。
それを「諭さないのか」と尋ねると「自分できづくものだ、何回か呑みにはいったけど」とさじを投げる。その子が辞めて正直ほっとしたと云う。
その子のための余計な時間が減ったからだ。
考えて取り組んでいないから、ミスを連発する。そして、時間もルーズになる。
人事課は見抜けなかったの?
「履歴書ですから」
出来ないのも問題だけど、箸にも棒にもかからないのもより深刻だ。
◆◆◆◆
高3生の毎年の言葉を予言する。
「3年生になったら勉強すると云っていたがこんなに忙しくなるとは考えもつかなかった。」
既にこの様な状態になっている子もいるだろうけど、朝課外、学校の予習、提出物、模試、さらに予備校や塾、徹底的に振り回される。
やることが堆積し、何をやっても気がかりになる。
一題の問題に2時間、3時間とかける事が出来る環境がなくなる→粘りがなくなる→長い論理構成の問題を心から理解できない→(3)がとけない。
比較的暇な今が勝負だ。
毎年同じだけど、誰もその事は教えない。自分の仕事(管理)には必死なのだけど。

08/04/21
変則のゴールデンウィークで予習貯め
ゴールデンウイークは勉強会と思いきや、公民館公休やどんたくの参加、数学教室OBの結婚式招待の行事が相前後して、結局のところ休講分の代講的勉強会になってしまった。
暦の都合で二周続けて休講する教室もあるが、敢えて振り替えは避け、長時間取れる会場での勉強会を配列した。 人数超過の可能性もあるので、久しぶり、エントリーシートの記名を優先したい。
記名が多い場合、レギュラー生及び振り替え元(高宮なら大橋、まどかぴあなら春日原、下大利、美しが丘〜ここは光が丘があるが)が参加優先となろう。
例年であればゴールデンウイークの勉強会はさほど参加集中しないので、朝メールを入れて空席状況を確認すれば参加出来そうだけれど、今年はレギュラー授業の代講的要素があるので、計画的に参加しないと、中間考査、期末考査、進研模試と息つく間もなく試験が訪れ、立て直せず、取り返しがつかなくなるだろう。
では、どのように参加すれば維持できるかであるが、おおよそ学年別に挙げれば
ルーキー達で春から参加している者はセンター演習となる。3月の段階でほぼ高校数学の抗体を身につけたようなので、最大最小で場合別 けを究めれば不可能ではない。
他方、これから入会を志す中3、高1は予習のラストチャンスになるだろう。
2年目の諸君達はベクトル、微積、数列の修得である。「大学への数学」ステップ1の前段階、学校の教材越えのレベルをこの休み中に掴みたい(さもなくば夏休みまで持ち越しになる)。
3年目以上の諸君。これが問題だ。まづ数IIICを流し→パラメーター→行列式、区分求、平均値を集中演習→青い本、同時進行で極限とやれば、問題集をドリルのように貸与しても消化不良しない。この域に達するのが夏なのか今なのか、である。消化不良を起こさない強靭な学力を創るのには本当に時間がかかるのだ。

08/03/24
春の勉強会
唐突かつ強引な(公金の返還は違法行為〜相当な圧力?)立ち退き告示があり、久留米教室の存続が危ぶまれたが、保護者各位 の尽力と法人によるバックアップがあり、左記のような微小変更で継続する事ができた。ここに関係各位 にお礼を申し上げたい。
特に法人各位の理解がなければ、間違いなく、久留米教室は消滅していた。
保証人すら立てられない数学教室単独では貯金もなく、月々の家賃を支払う能力もないからだ。 諸君達がこのように数学を学ぶ事ができるのは、関係者との長期的な信頼関係と瞬間的に差し出された「手」の蓄積である事が今回も身にしみて分かった。
だからと云って諸君らから感謝の言葉を求めている分けではない。
教室を準備するのは我々の仕事である。君達は成績を上げる「結果」で応えてくれると嬉しい。
さて、例年であれば勉強会の日程で賑わう時間割だけど、久留米の件もあって予定が間に合わなかった。今回については ホームページの掲載で告知としたい。
携帯からも読めるようにしているが、いずれも出来ない環境にある者はフリーダイアルするといい(櫻見会も同様であるが4/4〜5で考えている)。
教務的な内容として、新高1は二次関数の修了、新高2はベクトル、微積の修了、高3は問題集一冊の読了が目安となるが(既にかなり仕上げている生徒もいて頼もしい)、個人の能力差があるので、勉強会、各教室を上手く使ってほしい。
教室には何回も通っていいのか?これは原則認めている。但し、生徒数が多い所はメールでの確認が必要である。
月謝は割り増しになるのか?これはならない。人は月によってよく休む月がある。その分これる月につめて来て平準化する。
ただ、数学教室だけに通用する考え方であって外では一切通用しない「便宜」である事を理解して欲しい。
また、これからは休みが多い月でも月謝は徴収する事になった。法人化の功罪の一つである。

08/03/03
ゴールデンウイークまで暫定
時間割が遅れた。
と云うのは、これ程、教室生徒数の格差が出来たのは久方振りだからである。
西鉄沿線にある二日市、下大利、朝倉街道、春日原、白木原、大橋の順で3年生がごっそり引退した。
他方 地下鉄沿線にある唐人町、六本松、黒門Dは3年生が少なく、ほぼ持ち上がる。
この3教室は「辞めない限り」空席は発生しない。新中3〜高1を受け入れるため藤崎が開講する理由がここにある。
過去例なら、在籍期間と生徒数に従い、使用許可の優先順位が決まる公民館規約を援用し、教室の統廃合が行われるのだけど、そうなると西鉄沿線は2ないし3教室程度に統廃合されてしまうので、とりあえず、春の生徒動向を観察して、教室統廃合→時間割確定をしたいと考えている。すべては生徒数次第だけど、都合があるものは申し出て欲しい。配慮を尽くしたい。
教務面について達示する。
学校では定期考査も終わり、先生の人事異動を控え、ほぼ消化試合の近況と思われるが、数学教室はゴールデンウイークまでに、例年どうり1学期の先取り学習を終わらせる心算である。
高2ならベクトルか微積。
高3なら数IIICか文系なら単元別復習。
新高1や中高一貫新中3は二次関数修了+場合の数か三角比の導入となるのだろう。
それだけ身につけるのに 春期講習でも別途するのですか?との質問をよく受けるが、数学教室は原則、講習会はなく、レギュラー講座を継続する事でこの修得に努めている。 一部の高校は春休み中でも課外が継続されていて、講習会が成立不能になるからである。
しかしながら、 朝課外はなく、比較的余裕がある春休み。なんとか時間を工面し、目標を達成する機会を創るのもいいだろう。他の教室に出向き(ホーム&アウエーと称するシステム)さらなる予習をしたい時はメールを入れて欲しい。席が許す限り意欲を尊重したい。

08/02/11
回答
高3生の大半は、この時間割の全てを必要としない時節を迎えた。
先輩達と机を並べて学ぶのもこれで最後。
教室の景色も大幅に変わる時節である。
この移り変わりは例年の事なのだけど、前回告知した法人化により、今年の様子は少々違った趣きにある。
変貌の予兆は説明会にあった。
まだ進学先が決まっていない現中3や中2等、入会時期の低年齢化が進んだのだ。
今までは他の塾に行ったりとかで高1や高2の中途に「債務超過」状態で入会し「もっと早く入会すれば良かった」パターンが圧倒的。入学前から門を叩くのは極希なケースだった。
入試前の中3や中学低学年の段階から入会すれは、仮に数学的能力に自信がなく「歩くのが遅い人」であったとしても、早く入会すれば「歩く時間が長い」分、遠くに到達できる。
勿論、数学に自信がある人なら、高1までに数IIICまで終了し、入試問題を流す事ができるのは、既に数学教室の諸先輩や在籍者で実証済。
数学教室は一部の「知る人ぞ知る」塾で、今まではなかなかそういう生徒が集まらなかった、しかし、法人化して、教室の「意志」が伝わる事で「遠くまで行きたい」人が参集し出した。今までの教室と全く異なる景色を楽しめる教室に変貌しつつある。
「見える景色の違い」こそ、質問「福岡市外、久留米市外の教室と新教室の違い」への回答になるのだろう。
月謝が違う。だから「福岡市外、久留米市外の教室に登録したい」と云う質問があったが、公民館登録規約で「当該市在住、もしくは通 勤通学の者」に資格が与えられている。それを厳格に適用したい(資格を持っていても実態がない幽霊講座は閉め出される)。
「差をつけるべきでは」との助言もあったが、どちらも手を抜く気はない。
福岡市内には高校生対象の塾が多く、それぞれ役割がある。
その役割を果たせばいいだけだと考えている。
ともかく、期末が終われば予習だ。僕は同じチャンスを与えている。

08/01/21
告知
平成20年1月18日、FCS福岡チャータースクールを法人化する事にしました。
これに伴い、福岡市内、久留米市内の教室が法人化され、同教室に1/18以降入会する方は新しいルールが適用されます 。
1/17以前に見学した方は移行措置として、旧ルールが適用され、1月一杯を見学期間とします。
尚、旧ルールで入会手続きを完了した会員は卒業等引退するまで、月謝等旧ルールを適用します。
また、福岡市外、久留米市外、即ち市の公民館等が使える地域の教室にある数学教室は法人化されませんので今後も旧ルールで運営を続けます。

今回の法人化については、外部から優秀な先生を招聘できる環境を整えるのが主たる目的です。

そのため昨年の春から外部評価が入りました。そして、内部の教育水準については極めて高い評価を頂きましたが、財務指標は最低でした。

・ まづ、月謝の滞納が多い。
・見学期間が数カ月に及ぶケースがある。
・ 出欠の管理が厳格でなく、生徒が勝手に欠席を決め、月謝を減免されている。

等、安心して先生が働く環境ではない、との評価を下されました。

これらの点を自己改革し、優秀な先生を生徒の前に登壇出来得る環境を整える。これが今回法人化の最大の作業でした。
法人化したからと云って、すぐに優秀な先生が招聘できる訳ではありません。
法人の存在が安定し、かつ、これまで同様以上の結果を産み出し、その事を社会が納得して、初めて、優秀な先生に登壇して頂けます。
一日も早く、社会から信頼を勝ち得ないといけません。
とは云え、法人化により、待望の中学生のコースも出来ました。
また、法人化により、大学関係者から「登壇したい」とのオファーもあります。
自己改革しない者は容赦なく退席を命じるのが市場経済です。自己選択の自由欲しくば、努力しか道はありません。

 

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